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皆さんこんにちは!
株式会社浜崎ペイント、更新担当の富山です。
シリーズ4: 塗料の耐久性とメンテナンス方法
前回は 用途別のおすすめ塗料と選び方 についてお話ししました。
今回は、 塗装後に長持ちさせるためのメンテナンス方法 について詳しく解説します。
せっかく塗装しても、正しくお手入れしないとすぐに劣化してしまうことがあります。
適切なメンテナンスを行えば、塗装の美しさを保ち、耐久性を向上させることができます。
この記事では、塗料の寿命と長持ちさせるためのメンテナンス方法 を紹介します。
1. 塗料の耐久性はどのくらい?
塗料の耐久性は、使用する塗料の種類や塗る環境 によって異なります。
塗料の種類別 耐久年数
塗料の種類 耐久年数(目安)
アクリル塗料 約5年
ウレタン塗料 約7~10年
シリコン塗料 約10~15年
フッ素塗料 約15~20年
遮熱・断熱塗料 約10~15年
耐久性の高い塗料を使うほど長持ちしますが、価格も上がる ため、コストとのバランスを考えて選ぶことが大切です。
2. 塗装を長持ちさせるポイント
2.1 定期的な清掃
塗装面に ホコリや汚れが溜まると、劣化が早まる ため、定期的な清掃が必要です。
✅ 外壁や屋根 :年に1~2回、水洗いまたは中性洗剤で洗浄
✅ ウッドデッキやベランダ :汚れがこびりつく前に掃除
✅ 金属部分 :サビが発生しないようにこまめに拭き取る
2.2 ひび割れや剥がれのチェック
小さなひび割れや剥がれを放置すると、そこから劣化が進行してしまいます。
✅ 外壁や屋根 :半年~1年ごとに点検し、早めに補修
✅ 木部や鉄部 :水分や湿気が入り込まないように注意
2.3 防水処理の強化
塗膜が劣化すると、雨水が浸入しやすくなります。
特に ベランダ・屋根・ウッドデッキ などの防水塗装は、定期的に塗り直しが必要です。
✅ 防水塗料の塗り替え時期 :5~7年を目安に再塗装
✅ シリコン・フッ素塗料の再コーティング で防水性能を維持
3. 劣化のサインと対処法
塗装が劣化すると、以下のようなサインが現れます。
劣化のサイン 原因 対策
色あせ・変色 紫外線や雨風の影響 クリア塗装や再塗装
ひび割れ 経年劣化、温度変化 ひび割れ部分の補修と再塗装
塗膜の剥がれ 塗料の劣化、水分の侵入 早めの塗り直し
カビ・コケの発生 湿気や日陰の影響 防カビ・防藻塗料を塗る
4. 塗り替えのタイミングは?
塗料の寿命が近づくと、以下のような状態になります。
✅ 色が薄くなったり、ツヤがなくなったら → そろそろ塗り替え時期
✅ チョーキング現象(手で触ると粉がつく) → 塗膜が劣化しているサイン
✅ ひび割れや剥がれが目立つ → すぐに補修が必要
塗り替えの目安としては、耐久年数の80%を過ぎた頃 に検討するとよいでしょう。
5. 塗装を長持ちさせるためのおすすめアイテム
✅ 防水スプレー :屋外の木部や金属部分の耐久性を向上
✅ UVカットコーティング :紫外線から塗膜を守る
✅ 抗菌・防カビスプレー :カビやコケの発生を抑える
6. まとめ
塗料は適切にメンテナンスを行うことで 耐久性を延ばし、美観を維持することができます。
特に、定期的な清掃・ひび割れのチェック・防水処理の強化 を行うことが重要です。
✅ 塗料の寿命を理解し、適切な時期に塗り替える
✅ 劣化のサインを見逃さず、早めに補修する
✅ 適切なメンテナンスを行い、塗装を長持ちさせる
次回予告
次回は 「環境にやさしいエコ塗料とは?最新トレンドとおすすめ塗料」 について紹介します。
最近話題の 低VOC塗料や高機能塗料 についても詳しく解説するので、お楽しみに!
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