月別アーカイブ: 2025年3月

浜崎ペイントのよもやま話~第4回~

皆さんこんにちは!

株式会社浜崎ペイント、更新担当の富山です。

 

 

 

シリーズ4: 塗料の耐久性とメンテナンス方法

 

 

前回は 用途別のおすすめ塗料と選び方 についてお話ししました。

今回は、 塗装後に長持ちさせるためのメンテナンス方法 について詳しく解説します。

せっかく塗装しても、正しくお手入れしないとすぐに劣化してしまうことがあります。

適切なメンテナンスを行えば、塗装の美しさを保ち、耐久性を向上させることができます。

 

この記事では、塗料の寿命と長持ちさせるためのメンテナンス方法 を紹介します。

 

 

 

1. 塗料の耐久性はどのくらい?

塗料の耐久性は、使用する塗料の種類や塗る環境 によって異なります。

塗料の種類別 耐久年数

塗料の種類 耐久年数(目安)

アクリル塗料 約5年

ウレタン塗料 約7~10年

シリコン塗料 約10~15年

フッ素塗料 約15~20年

遮熱・断熱塗料 約10~15年

耐久性の高い塗料を使うほど長持ちしますが、価格も上がる ため、コストとのバランスを考えて選ぶことが大切です。

 

 

 

2. 塗装を長持ちさせるポイント

 

2.1 定期的な清掃

塗装面に ホコリや汚れが溜まると、劣化が早まる ため、定期的な清掃が必要です。

✅ 外壁や屋根 :年に1~2回、水洗いまたは中性洗剤で洗浄

✅ ウッドデッキやベランダ :汚れがこびりつく前に掃除

✅ 金属部分 :サビが発生しないようにこまめに拭き取る

 

 

2.2 ひび割れや剥がれのチェック

小さなひび割れや剥がれを放置すると、そこから劣化が進行してしまいます。

✅ 外壁や屋根 :半年~1年ごとに点検し、早めに補修

✅ 木部や鉄部 :水分や湿気が入り込まないように注意

 

 

2.3 防水処理の強化

塗膜が劣化すると、雨水が浸入しやすくなります。

特に ベランダ・屋根・ウッドデッキ などの防水塗装は、定期的に塗り直しが必要です。

 

✅ 防水塗料の塗り替え時期 :5~7年を目安に再塗装

✅ シリコン・フッ素塗料の再コーティング で防水性能を維持

 

 

 

3. 劣化のサインと対処法

塗装が劣化すると、以下のようなサインが現れます。

 

劣化のサイン 原因 対策

色あせ・変色 紫外線や雨風の影響 クリア塗装や再塗装

ひび割れ 経年劣化、温度変化 ひび割れ部分の補修と再塗装

塗膜の剥がれ 塗料の劣化、水分の侵入 早めの塗り直し

カビ・コケの発生 湿気や日陰の影響 防カビ・防藻塗料を塗る

 

 

4. 塗り替えのタイミングは?

塗料の寿命が近づくと、以下のような状態になります。

✅ 色が薄くなったり、ツヤがなくなったら → そろそろ塗り替え時期

✅ チョーキング現象(手で触ると粉がつく) → 塗膜が劣化しているサイン

✅ ひび割れや剥がれが目立つ → すぐに補修が必要

 

塗り替えの目安としては、耐久年数の80%を過ぎた頃 に検討するとよいでしょう。

 

 

 

5. 塗装を長持ちさせるためのおすすめアイテム

✅ 防水スプレー :屋外の木部や金属部分の耐久性を向上

✅ UVカットコーティング :紫外線から塗膜を守る

✅ 抗菌・防カビスプレー :カビやコケの発生を抑える

 

 

 

6. まとめ

塗料は適切にメンテナンスを行うことで 耐久性を延ばし、美観を維持することができます。

特に、定期的な清掃・ひび割れのチェック・防水処理の強化 を行うことが重要です。

 

✅ 塗料の寿命を理解し、適切な時期に塗り替える

✅ 劣化のサインを見逃さず、早めに補修する

✅ 適切なメンテナンスを行い、塗装を長持ちさせる

 

 

 

次回予告

次回は 「環境にやさしいエコ塗料とは?最新トレンドとおすすめ塗料」 について紹介します。

最近話題の 低VOC塗料や高機能塗料 についても詳しく解説するので、お楽しみに!

 

 

 

 

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浜崎ペイントのよもやま話~第3回~

皆さんこんにちは!

株式会社浜崎ペイント、更新担当の富山です。

 

 

 

シリーズ3: 用途別おすすめ塗料と選び方

 

 

前回は 塗装の基本的な塗り方とコツ についてお話ししました。

今回は、「どんな塗料を選べばよいのか?」について詳しく解説します。

塗料は 使用する場所や目的に応じて適切なものを選ぶ ことが重要です。

間違った塗料を使うと、仕上がりが悪くなったり、すぐに剥がれたりすることがあります。

 

この記事では 用途ごとに適した塗料の種類と選び方のポイント をご紹介します。

 

 

 

 

1. 室内用塗料の選び方

室内の塗装には、安全性と使いやすさ が重要になります。

特に、水性塗料が人気で、臭いが少なく扱いやすいのが特徴です。

 

 

1.1 壁・天井の塗装

おすすめの塗料 :水性塗料(アクリル・ウレタン)

臭いが少なく、乾燥が早い

ホルムアルデヒドを含まないものを選ぶと安全

 

1.2 キッチン・浴室

おすすめの塗料 :防カビ・防水塗料

湿気や油汚れに強いタイプを選ぶ

カビが発生しにくい抗菌仕様の塗料が最適

 

1.3 家具・木製品

おすすめの塗料 :ウレタン塗料(油性)

木目を活かした透明タイプが人気

耐久性が高く、傷がつきにくい

 

2. 屋外用塗料の選び方

屋外では 紫外線や雨風に耐える耐久性のある塗料 を選ぶことが重要です。

 

2.1 外壁

おすすめの塗料 :シリコン塗料・フッ素塗料

耐久性が高く、長期間美観を維持できる

防カビ・防汚性能を備えたものが理想

 

2.2 屋根

おすすめの塗料 :遮熱・断熱塗料

夏場の温度上昇を抑え、省エネ効果がある

防水性が高く、雨漏りを防ぐ効果も期待できる

 

2.3 ベランダ・ウッドデッキ

おすすめの塗料 :防水塗料・ウレタン塗料

耐摩耗性があり、傷つきにくい

 

雨に強く、滑りにくい仕様のものを選ぶ

 

3. 金属・プラスチック用塗料の選び方

金属やプラスチックの塗装には、密着性と防錆性を重視 した塗料が必要です。

 

3.1 鉄部・金属

おすすめの塗料 :防錆塗料(油性)

サビ止め効果のあるものを選ぶ

耐候性が高く、長持ちするものが理想

 

3.2 プラスチック

おすすめの塗料 :専用プライマー付き塗料

プラスチックは塗料が密着しにくいので、専用のプライマーを使用する

 

 

4. どの塗料を選ぶべきか?チェックリスト

 

✅ 屋内で使う? → 臭いの少ない水性塗料

✅ 屋外で使う? → 耐候性のあるシリコン・フッ素塗料

✅ 金属やプラスチックに塗る? → 密着性の高い専用塗料

✅ 防水や防カビが必要? → 防水・抗菌仕様の塗料

 

 

 

次回予告

次回は 「塗料の耐久性とメンテナンス方法」 についてお話しします。

塗装後の状態を長持ちさせるためのコツを紹介しますので、お楽しみに!

 

 

 

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